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ネタ元はスコットランドの「イブニングタイムズ」で、さっそく記事原文を読みましたので、ご紹介します。題して "Celtic fight to keep Naka" 『セルティック ナカ残留に必死』(記事原文はこちら)
《翻訳開始》
(注:リンク、トラックバックはフリーですが、以下の翻訳文は管理人の承諾なく一部ないし全部の転載を禁じます)
今週、中村俊輔を日本に連れ戻そうという一団が横浜からグラスゴーにやって来ている。だが、マリノスの齋藤正治社長はゴードン・ストラカン監督という大きな壁にぶち当たるだろう。監督は中盤の天才が少なくとももう1シーズン、セルティックに残留するよう全精力を傾けるだろう。ナカとの契約はあと2カ月で満了するが、セルティックは契約に盛り込まれた12カ月の延長を行使しようと準備中だ。
自動車業界の巨人、日産がスポンサーであるマリノスは、今週予定されているピーター・ローウェルCEOとの会談でかつてのスター選手を日本に連れ戻す話をまとめたいと考えている。
ストラカン監督は「ナカをもう1年残すのはわれわれの使命だ」と語った。「このクラブは彼に合っているし、彼のような選手には理想的なクラブだと彼に話した。彼も心からこのクラブを愛している。しかも、ファン、選手たち、コーチたちがどれだけ彼を愛しているのか、彼にはわかっている」
ストラカン監督には、マリノスが同クラブ史上もっとも有名な選手をどうしても横浜に連れ帰りたい決心だということがよくわかっている。
だが、2005年にイタリアのレッジーナから移籍してきたときには140万ポンド(約3億円)しかしなかった男の将来に関する議論に感傷的な気持ちが介在する余地はない。ストラカン監督は、ナカが選手としてのキャリアを始めたクラブに何かお返ししたいと望んでいる気持ちを尊重している。
だが、スコットランドのアイドルである中村は非常に成長したので、ストラカン監督は、中村がまだ何年もトップレベルでプレーできると考えている。
監督は、6月に30歳になる中村についてこう語った。「ナカが、思ったようなプレーができなくなってから帰国したくないと思っていることはわかっている。だが、彼は考えられないくらい調子がいい。彼があと何年プレーできるかはわからない。だが、引退間近でないことははっきりしている。彼は日本のサッカーを海外に大いに知らしめた大使だ。彼こそヨーロッパのサッカー界を夢中にさせた日本人選手だ。だが、ナカはいまでも契約を結んでいて、われわれはもう1年彼が必要だ。もし彼が1年後に日本に帰国してサッカーをすると決めたら、われわれは両手を上げて『結構』と言うだろう。なぜなら、彼がこのクラブで成し遂げたことは契約条件の履行をはるかに上回るものだからだ。もしナカがスコットランド・サッカー界を去り、ついでにエイデン・マクギーディも去ったら、いったい観客は誰を見に来るというのだ?いいチームもあるし、いい選手もいるが、『すごい、何かが他とは違うぞ』と立ち上がって言いたくなる選手は誰だろうか?多くはいない。ナカは間違いなくその一人だ。だが、彼の技術だけではない。彼の姿勢だ。アバディーンと土曜日に行った試合での彼の運動量を見てみるがよい。彼は疲れ切っていたが、選手の後を追い、ボールをチェイスし、スライディングタックルをしていた。現状では彼からこれ以上のものは求められないだろう。そして、1年経って彼がどこかに移籍したいと望むならば、こう言うしかない。『幸運を祈る。がんばれ。君がプレーしたい限り、選手生活を続けられればいいね』」
《翻訳終了》
【ゴリ丸の感想】
他の競技にも共通するでしょうが、トップレベルで、かつ海外でプレーを続けることは非常にたいへんです。また、彼らに共通する問題は、最終的に日本に戻ってプレーするのかという問題です。今のところ、最後まで海外でプレーし、日本に戻ってプレーしなかったのは、サッカーでは中田英寿、野球では長谷川滋利くらいでしょうか。
いずれにせよ日本のクラブは当然期待しますし、誘います。ベテランになれば迷います。家族の環境、子供の教育の問題も出てきますからね。また、ファンも期待します。「中村のプレーが生で見られる」
ですが、ゴリ丸は個人的には海外のトップレベルでプレーしている選手たちには、日本に帰国してプレーして欲しくないのです。彼らはなぜ海外に挑戦したのか?世界のトップレベルでプレーしたいからです。自分の絶頂期に、それでも日本に帰ってプレーしたいということならば、理由は二つに一つ。本人、家族の事情によるものか、または日本の競技レベルが世界と肩を並べているか、いずれかの理由ならばウェルカムです。しかし、そのいずれでもでないのならば、トップレベルでプレーしたい気持ちがなくなったし、自分自身もトップコンディションではないのに現役を続けるということになります。これはファンを愚弄した話になりますよね。
中村の移籍話は、いずれにしろ要注目ですが、ストラカン監督やファンに愛されている中村俊輔はとても幸せなプレーヤーであることが、よ〜くわかる記事でした。
この稿おわり
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