先日、長谷部誠が所属するドイツ・ブンデスリーガ、VfLヴォルフスブルグの地元紙が長谷部を絶賛している記事をご紹介しました(詳しくはこちら)。
今日は、ヴォルフスブルグ公式HPから、長谷部のレベルの高さに驚きを隠せない、次はブンデスリーガ初得点に期待しているといった4月24日付の記事をご紹介します。題して "Kicken auf japanische Art" 『日本にいた頃のように蹴れ』です(記事原文はこちら)。
長谷部ってドイツに行ってから蹴り方を変えたんでしたっけ? どういう意味?
《翻訳開始》
(注:リンク、トラックバックはフリーですが、以下の翻訳文は管理人の承諾なく一部ないし全部の転載を禁じます)
ヴォルフスブルグ発 長谷部誠(24)がブンデスリーガのVfLヴォルフスブルグでプレーし始めてほぼ100日が経つ。それまでJリーグの浦和レッドダイヤモンズではゴールを狙っていた長谷部は思い切ってブンデスリーガに移籍してきた。わずか3カ月で彼は確かにフェリックス・マガト監督率いるチームの重要な一員となっている。ただし、ブンデスリーガ初ゴールはまだだ。
長谷部は2008年1月19日、フォルクスワーゲン・アリーナで印象に残る登場の仕方をした。背番号13をつけた彼は、約50人の報道陣を前にドイツ語の辞書の助けを借りずに挨拶したのだ。「念願のブンデスリーガでプレーすることができて、たいへん光栄です。チームの強化につながればと思います」ヴォルフスブルグのブンデスリーガ史上初の日本人選手はしっかりとした声でマイクに話した。
浦和のユニフォームで合計151試合(12得点)に出場した、1メートル79センチと中盤にしては大柄な長谷部は加入から3カ月経ったが、全く順調と言ってよかろう。彼は日本代表としても6試合に出場しているが、すでに「ウルフ」では9試合で先発出場している(中止になったニュルンベルク戦含む)。公式戦合計11試合で彼は合格の働きをしている。長谷部の長所:静岡出身の長谷部は味方を見つける広い視野を持っており、非の打ち所のない確実なパスを前方に供給する。ボールは足にしっかりとくっついている。この点で、彼はヴォルフスブルグ随一の選手かも知れない。長谷部は1対1にも勇敢に立ち向かい、ブンデスリーガに耐えうるフィジカルを持っていないと批判する人々の鼻を明かしている。
唯一の欠点は、同僚たちほどにはコンディションが上がっていないことだ。「彼は冬のリーグ中断中のトレーニングをしていない。この不足分をまだ全部は追いついてはいない」とマガト監督は見ている。したがって、レーヴァークーゼンで行われるアウェー戦を前に、木曜日には練習を休んで体力を養った。「こうして先週も切り抜けた。それにしても、彼のがんばりは全くもってチームに力を加えてくれている。」
実際のところ、足りないものはブンデスリーガ初ゴールだけだ。
《翻訳終了》
【ゴリ丸の感想】
つまり、地元紙もクラブも長谷部のパフォーマンスにほぼ満足しています。実際、両方ともがほめているパスの正確性ですが、たぶん日本人選手にはそこまでのスキルがないと思う部分があったのでしょう。
今ではそれほどまでにはひどくないでしょうが、ゴリ丸がドイツにいたころには、日本人がサッカーをすることさえ知らない人がいました。「何言ってんだい、メキシコ五輪では銅メダルだったんだぞ」と言っても、「ああ、アマチュアの大会でね」(当時はプロは参加禁止)といった具合。
現在では、大きな有名クラブは日本遠征をしたこともあるかも知れないし、どこかの国の代表としてW杯で日本代表を見かけたかもしれないし、などと日本人選手のレベルを認識している割合が高いのでしょうが、ヴォルフスブルグくらいの中堅どころですと、まだまだ認識が薄いのかも知れません。そこには、ヴォルフスブルグが決して都会のチームではないという事情も影響しているのでしょう。
そんな驚きと長谷部のスキルの高さに対する敬服が「日本式キック」の題名に如実に表れていると思います。
(5月7日付修正:表題の "Kicken auf japanische Art" はaufの後が目的格なので「日本式キック」ではなく、「日本式に蹴れ」となる。浦和レッズ時代に12得点していたことから、ヴォルフスブルグでも早く初ゴールが見たい、「日本にいた頃のように蹴れ」という意味に解釈すべきなので、一部訳を修正した。)
この稿おわり
調べたら、“ダイヤモンドの右”ということでした(苦笑)
ということで、訂正致します。(汗)
フォーク | URL | 2008年05月02日(Fri)23:11 [EDIT]
こんばんは。
長谷部の蹴り方ですが、ややクセがある程度ですね。トラップやドリブルも同じくです。
しかし、「ゴールハンター」と書かれていることから、まだ完全に認識されていない感じが伝わってきますね。
世界的に珍しい、中盤底からチャンスメイク出来る選手ですから、右MFでの起用も納得し兼ねます・・・。
フォーク | URL | 2008年05月02日(Fri)19:04 [EDIT]
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