いずれにしろ、日本代表はアジア・グループ2で2位の座にとどまることに成功。予選勝ち抜きの希望が残りました。これに負けたら、または次の試合にも連敗したら岡田武史監督は更迭ともっぱらの噂でしたから、川淵三郎キャプテンはじめとした日本サッカー協会幹部はホッと胸をなでおろしていることでしょう。
ところで、W杯はFIFA国際サッカー連盟の主催ですから、どの予選試合についても公式サイト、FIFA.comにレポートが載ります。今回の試合についてはAFP電そのままでしたが、日本のマスメディアではなく海外のサイトがこの試合をどう伝えているのかを見ておきましょうね、浮かれることなく。
では、FIFA.comから「中村が活躍、日本は勝ち点伸ばす」です(記事原文はこちら)。
《翻訳開始》
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(AFP電)セルティックのゲームメーカー、中村俊輔が1得点した上にさらにゴールに絡み、日本は今日行われたFIFAW杯南ア大会予選でオマーンを3対0で破った。これは3月に行われた前試合でバーレーンに1対0で敗れたショックから日本がしっかりと立ち直ったことを示すものだった。
しかし、グループ2首位のバーレーンがタイを3対2で破ったため、この勝利でも日本は勝ち点3差のままで首位に並ぶことができなかった。
キャプテン中澤佑二が開始10分で先制した。遠藤保仁(ガンバ大阪)がCKを蹴り、長身のディフェンダー中澤がホームチームに先制点をもたらした。
日本はよく動き、22分には中村がオマーンのペナルティボックスにロングボールを入れ、これにブラジル生まれの田中マルクス闘莉王がヘディングで合わせた。大久保嘉人につなぎ、彼はこれをきっちりと決めてリードを広げた。
後半開始4分、ペナルティエリアのすぐ外でボールを奪った中村はGKアリ・アルハブシにはどうしようもない強烈なシュートを決めてダメ押し点を加えた。
日本はプレッシャーをかけ続け、中村は彼のトレードマークであるFKでいく度かチャンスを作った。「今日は最初から戦う準備ができていたのが良かった。1ゴールで決まると思っていたが、大久保たちが良く動いてくれたのでこの結果につながった」と中村は語った。
日本代表の岡田武史監督も満足していた。「立ち上がりから非常にいいリズムだった。早めに得点できたので楽になったが、その後はプレーが遅くなった」と語り、「後半も立ち上がりにいいゴールを決めてくれた。今日のオマーンは本来の出来ではない。山を越えてはいないが、一歩前進できたと思う」と続けた。
勝ち点3のままとなったオマーンはチャンスをほとんど作れなかったため、土曜日に行われるホーム戦に向けて戦術を再考する必要があるが、ウルグアイ人のフリオ・セザール・リバス・ブラホビッチ監督はレギュラー5選手が累積警告や負傷で出場できなかったと悔やんだが、それでも「日本は今日の勝利にふさわしかった」と認めた。同監督は「日本の得点するための戦術は非常によく機能した。10分に先制できたことで落ち着いてプレーできたのではないか。自分たちの方が良いプレーができるが、早い時間に失点したことであせりが生まれ、本来の戦い方ができていなかった」と語った。
《翻訳終了》
【ゴリ丸の感想】
正直に言って、ひと安心。こんなところで敗退したのでは話になりませんからね。それにしてもバーレーン戦は何だったんだろう?
これは私見ですが「体力を温存して、ロングボールでしのいだりカウンターで相手を焦らせておけば、アジア相手ならば勝てる」くらいの潜在意識が指揮官にも選手にもあったのではないでしょうか?しかし、日本代表というチームが実力の何割かに力をセーブして勝てるほどアジア諸国は甘くないし、日本代表もそこまでは到底成熟してなどいないことに日本サッカー界は気付いていないのではないでしょうか?もしかすると、それに気付いているのはオシム前監督と中田英寿元代表だけではないのでしょうか?
昨夜のように必死に勝ちに行けば、必ずそれなりの結果がついてきます。ホーム戦でしたから、なおさらでしょう。日本代表がW杯予選を勝ち抜くための方向性が正しいのか否か、次のアウェーシリーズ2試合で答えが出るような気がします。
この稿おわり
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