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鋭読 ~英独のニュースから世界を読む~

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福島の悲劇は終わっていない ~ドイツの場合~

福島第一の原発事故から3年半。ちょうどそのころ、ゴリ丸は仕事のためにほとんど「鋭読」を更新できずにいました。その後、震災復興支援には関わっていますが、福島に対してはあまり貢献できずにいます。
せめてと思ってドイツ語のサイトで、最近どれだけ福島のことが報じられているのか、日本ではどうかを探ってみました。すべてを網羅した調査ではありませんが、彼我を比較してみました。
(というわけで、今回は翻訳ではありません)

(注:リンク、トラックバック、引用は出典を明記した場合に限りフリーです。出典を明記せず、または管理人の承諾なく一部ないし全部を転載することは、これを禁じます。コメントから連絡ください)

<開始>
ゴリ丸はよくやるのですが、各国語版のGoogleで「Fukushima」を検索します(日本語版ならば「福島」)。さらに「News」で絞り込みます。最近の記事は以下の通りです。

【ドイツ語】
出典: Die Zeit Online(ドイツの新聞「Die Zeit」(ツァイト紙)の電子版) 10月1日付
Atomkraft: Fukushima war gestern 『福島原発は過去のもの』
リード: 日本では多くの市民が反対しているにもかかわらず原発が再稼働する。どうにかならないものか?

Spreadnews.de(ドイツの独立系のニュース・プラットフォーム) 10月3日付
Fukushima aktuell: TEPCO hebt Prognose für künftige Erdbebenstärke an 『福島のいま:東電は将来の地震想定を引き上げ』
※ 日本でもニュースになりましたので、ご存知と思います。河北新報の記事はこちら
このサイトでは"Fukushima aktuell"として、福島原発事故情報を継続的に報じています。

netzfrauen.de (女性の人権、環境問題などを取り上げる女性運動のサイト) 10月3日付
Fukushima: Wiederinbetriebnahme AKWs – 16.000 Menschen protestierten 『福島:原発再稼働 16000人が反対デモ』
9月23日、東京の亀戸中央公園で行われた反原発の集会について詳細を報じています。

Deutsch Türkische Nachrichten(ドイツ語とトルコ語で両国の情報を提供している独立系のニュースサイト) 9月22日付
Tote, über die keiner spricht: Fukushima kostete bereits 1.700 Menschenleben 『誰も語らない死者:福島ではすでに1700名が死亡』
13万人がいまでも故郷に戻ることができず、自殺率が上がっていることを取り上げています。

【日本】
さすがに多いのですが・・・ 今日付けのニュースで福島原発を取り上げているニュースは以下の通りです。

河北新報 10月6日付
『仮設生活 心身とも限界/(3)避難長期化/福島知事選「復興の論点」』
さすが地元です。知事選を控えて、福島原発事故への対応をシリーズで継続的に報じています。

朝日新聞 10月6日付 同紙の医療サイト「apital」への記者記名記事
『先天異常変化なし 福島への誤解解く情報を 〈記者有論〉』
妊婦が不安に陥っている、放射能による先天異常について、事故前後に変化が見られないことを報じています。

※その他は特に原発事故に直接は関係がない記事がほとんどです。例えば・・・

読売新聞 10月5日付
『「けんか祭り」ぶつかり合い中止…福島』
事故が起きてケガ人が出たため、伝統的な「けんか祭り」で史上初めて「ぶつかり合い」が中止されたニュース
<終了>

【ゴリ丸の独り言】
特に日本の地方紙の場合、上記の記事のように、有名なお祭で起きた事故のこととか、市町村対抗野球に勝ったとか、地元のサッカーチームが久しぶりに勝ったとかいったニュースも当然報じられねばなりません。日常のニュースなのですから。
ですが、福島原発のニュースを絶やしてはなりません。毎日でも、しつこいと思われても、たとえ読者に飽きられても報じ続けるのがジャーナリズムの使命ではないでしょうか?
決してドイツが優れているといったことを言いたいのではありません。日本のジャーナリズムの姿勢が現状のままでよいのか疑問なのです。(テレビにしても同様です。)
~この稿おわり~

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