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鋭読 ~英独のニュースから世界を読む~

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ハーフナー・マイク? マイク・ハーフナー?

ハーフナー・マイクをご存知でしょうか? 父親はハーフナー・ディド。サンフレッチェ広島、名古屋グランパスエイトなどでプレー。その後、コーチになり、代表GKコーチも経験した、おなじみの「ディドさん」です。
オランダ人の両親を持ち、日本育ちの長男マイクもコンサドーレ札幌ユースから父の移籍に伴って横浜Fマリノスユースへ移り、U-18、U-20の代表にも加わりました。しかしマリノスでは出場機会に恵まれず、アビスパ福岡に期限付き移籍、サガン鳥栖にレンタル移籍したのち、2009年にヴァンフォーレ甲府に移籍してJ2得点王になり、一躍開花。2011年には代表入り、得点も記録。
同年末にオランダ1部エールディヴィジのフィテッセに移籍して、12/13シーズンは11得点、13/14シーズンも10得点を挙げ、14年シーズンからはリーガ・エスパニョーラに昇格したコルドバに勇躍移籍しました。
このリーグはご存じの通り、イタリアのセリエA、ドイツのブンデスリーガ、イングランドのプレミアリーグと並び称される世界でも屈指のリーグで、日本人としては城彰二、西澤明訓、大久保嘉人、中村俊輔、家長昭博など錚々たる顔ぶれが挑戦してきましたが、いずれもさしたる結果を残すことができていませんでした。
そこでハーフナーに期待されたのですが、結果は芳しくなく、5試合に出場しただけで2年契約を満了することなく14年末に契約解除となってしまったのです。
さて、ヨーロッパの移籍市場は一応締め切られたのですが、補強が足りないチームはまだまだあります。イングランドのチャンピオンシップ(プレミアリーグの1つ下部のリーグ)のシェフィールドウェンズデーもその一つ。1867年創設といいますから古豪に間違いないのですが、第2次世界大戦後は特記すべきタイトルを獲得していないばかりか、下位か(いわゆる)2部ないし3部に低迷しています。
そんなシェフィールドウェンズデーとハーフナーのマッチングはどうだ、というロンドンの地方紙HITC(Here in the City)の記事をご紹介します。
"Sheffield Wednesday should target free agent Mike Havenaar to cure striking problems"「シェフィールドウェンズデーは得点力不足を補うためにFAのマイク・ハーフナーを狙うべき」です。

(注:リンク、トラックバック、引用は出典を明記した場合に限りフリーです。出典を明記せず、または管理人の承諾なく一部ないし全部を転載することは、これを禁じます。コメントから連絡ください)

<開始>
シェフィールドウェンズデーが今シーズン何を求めて苦しんだかは明白だ。得点である。チームはチャンピオンシップ(訳注:プレミアリーグのひとつ下位のリーグ)で23点しか挙げていない。これは最下位のブラックプールの27点よりも少ない最少得点だ。
先週末のブライトン戦でオウルズ(訳注:シェフィールドウェンズデーの愛称。「ふくろう」の意)はまたしても無得点だった。攻撃が鳴りを潜めている割には11位と順位表の上の方にいるが、これは堅固なディフェンスのおかげだ。
では、この状況をどうやったら打開できるのだろうか? もちろん移籍市場は終わったが、レンタル移籍の余地は残されている。
その第一の可能性としてフリーエージェントで、実に価格に見合った選手が一人いる。
リーガエスパニョールのコルドバに挑戦する前、マイク・ハーフナーは帰化した母国日本とオランダのエールディヴィジではゴールゲッターだった。
昨シーズン、彼はフィテッセ・アーネムで10得点を挙げ、通算では79試合に出場して26得点、その前は日本のヴァンフォーレ甲府で63試合に出場して37得点だった。ゴールゲッターのハーフナーは日本代表にも選ばれ、17キャップで4得点だ。
このように、彼が素晴らしい選択肢であることは明らかだ。
だが長身の彼はスペインで苦しみ、コルドバでは5試合に出場しただけで無得点で、12月には2年契約を満了せずに契約を解除された。
それでも彼はチャンピオンシップ向きだ。長身でフィジカルが強いが見かけよりもトリッキーで、確実に多くの得点を挙げるだろう。
シーズンのこの段階で、プレーオフ出場の可能性も難しくなったシェフィールドウェンズデーにとって(訳注:現在12位)彼は賭けてみる価値のある選手だ。
<終了>

【ゴリ丸の感想】
海外で活躍する日本人が一番多いのは長谷部誠、内田篤人らがいるブンデスリーガです。10人以上がプレーしていますが、なぜドイツかというと偶然ではありません。ディシプリンを尊重するプレースタイルが日本人選手にフィットしていると言われています。その意味でもスペイン・リーガエスパニョールは日本人選手にとって鬼門です。冒頭で触れたように、ハーフナーよりも実績ある選手たちがことごとく「討死」しています。なぜなんでしょうか?
言語? スペイン語を少しかじったことのあるゴリ丸の感想としては、ローマ字読みすればだいたい間違わないスペイン語は日本人にとって難しくありません。発音だけで言えば、ドイツ語の方がはるかに難しいと思います。
もしかすると、メッシやネイマール、クリスチアーノ・ロナウドを見るまでもなく、イマジネーションを非常に尊重し、かつテクニックを重視したプレースタイルが日本人には必ずしも合致しにくいのかも知れません。
さて、イングランドにハーフナーはフィットするのでしょうか? 記事にあるように、長身でフィジカルが決して弱くなく、足元のテクニックも十分にあるハーフナーはきっと面白い存在になると思います。シェフィールドウェンズデーのみならず、イングランドのクラブがハーフナーに注目してくれると面白いだろうなと勝手に思っています。また、イングランドのサッカーファンは「スカイハイ」、つまり力強いヘディングでの得点を大好きですからね。
この移籍の可能性に強いて難点を挙げれば、リーガエスパニョーラからチャンピオンシップに移籍するということは格落ちになるわけで、まだ28才と脂の乗り切ったハーフナーには決断しにくい話かもしれないということでしょう。
~この稿おわり~

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